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家電を音声操作するにはどのような方法がある?ネットに未対応でも操作は可能?

リモコンがたくさんあって置き場所に困っている、布団に入ったのにわざわざ起きて明かりを消すのが面倒といった状況では、家電の音声操作が非常に便利です。

今回は、家電を音声操作する方法やネットに未対応の家電でも音声操作は可能なのか、などについて解説します。

家電を音声操作する方法

家電を音声操作する3つの方法を紹介します。

  1. 家電自体に音声認識機能があるものを利用する
  2. スマートフォンを利用する
  3. スマートスピーカーを利用する

家電自体に音声認識機能があるものを利用する

最近では家電自体または家電に付属するリモコンに音声認識機能がついているエアコンやヒーター、テレビなどが販売されています。

家電自体や付属のリモコンに音声認識機能がついているので、Wi-Fiやスマートスピーカーがなくても利用ができます。

インターネットやWi-Fiの知識がなくても商品が届けばそのまま使えるので便利です。

ただし、Wi-Fiに接続していなければ外出先から操作できません。

出かけたときにスイッチの消し忘れが心配になっても対応できないのです。

また、リモコンの数を減らすことができないので、多くの家電をまとめて管理したい方にはおすすめできません。

なによりも音声操作したいからといって、新しく家電を買い替えるのは経済的な負担が大きくなってしまいます。

スマートフォンを利用する

家電付属のアプリをスマートフォンにインストールしたり、スマートリモコンを利用したりすればスマートフォンから家電を操作することができるようになります。

スマートリモコンならスマートフォンに話しかけて、家電を音声操作できます。

スマートフォンにまとめればリモコンの数を減らせて、リモコンを探しまわることもありません。

赤外線を利用するリモコンならスマートリモコンが使えるので、今ある家電がそのまま音声操作できるようになります。

新しく家電を買い替えなくても今ある家電を音声操作できるようになれば経済的でうれしいですね。

スマートスピーカーを利用する

スマートスピーカーを利用すればスマートフォンやリモコンを持たなくてもハンズフリーで家電操作ができるようになります。

スマートスピーカーにスマートフォンやスマートリモコンを接続させて利用します。

スマートスピーカーに話しかければ、

(スマートスピーカー→スマートリモコン→家電)

の順で指令が飛んでいく仕組みです。

スマートスピーカーからスマートリモコンにはWi-Fi経由で、スマートリモコンから家電には主に赤外線で指令が届きます。

赤外線で指令が届くのでスマートリモコンと家電の間に壁があったり、スマートリモコンの赤外線が届かないほど離れていたりすれば音声操作できないので注意しましょう。

スマートスピーカーを使えば家電操作だけでなく、今日の天気やニュースの確認、お気に入りの音楽をシーンにあわせて自動で流すことも可能です。

家電を音声操作することで何が便利になるのか

家電を音声操作できればいろいろと便利なことがありますが、ここでは次の3つを紹介します。

  1. リモコンがいらなくなる
  2. 両手がふさがっていても操作ができる
  3. 外出先から操作ができる

リモコンがいらなくなる

リモコンがあれば、家電まで近づかなくても操作できるので便利ですが、家電の数だけリモコンがあると管理が大変で、リモコンが場所をとってしまいます。

リモコンがソファーの隅にもぐりこんでしまったり、読んでいた新聞紙の下に隠れてしまったりして大慌てで探しまわることがよくあります。

家電を音声操作できればリモコンから開放されるので、リビングがすっきりとしてリモコンを探しまわる手間からも開放されます。

夜寝る前にベッドに横になり本を読んだりゲームをしたりして、さあ眠ろうと起き上がるのは面倒ですよね。

照明を音声で操作できれば「明かりを消して」と声をかけるだけで照明を消すことができるので、とっても楽です。

両手がふさがっていても操作ができる

家電を音声操作できるとスマートフォンやリモコンを手にとる必要はなく、ノールックで家電操作が可能です。

子どもの相手をしているときには目をそらさずにエアコンの温度調節ができるので子どもの気分を変えることなく相手ができます。

炊事をしていて両手が濡れているようなときもテレビのチャンネルを変えたり、買い物帰りで両手がふさがっていても部屋の明かりをつけたりするようなことも音声操作なら可能です。

このように、ながら作業ができるのは家電を音声操作できる大きなメリットです。

外出先から操作ができる

スマートリモコンがインターネットに接続していれば外出先からも操作が可能です。

外出先から家のカギを閉めたか心配になったときに開閉の確認ができ、不意の来客があったときにはカギをあけて家の中で待ってもらうこともできます。

家に帰る前に遠隔操作でエアコンのスイッチを入れておけば、家に帰った時には快適な温度になっています。

カーテンや照明を音声操作できるようにしてインターネットにつながっていれば、長期の旅行や出張に行っても出かけた先から自宅のカーテンの開閉や照明の点灯、消灯が可能です。

そのため外から見れば留守だとわからないので、防犯にも役立ちます。

スマートホームなら音声操作以外にも活用の幅が広がる!

スマートホームサービスを導入すれば、家電の音声操作以外にもいろいろと便利で経済的に、快適な生活ができます。

ここでは、

  • 省エネができる
  • 離れていても高齢者やペットの見守りができる
  • 健康管理ができる

について、紹介します。

スマートホーム化に関心がある方はスマートホームサービスに相談してください。

あなたの環境に最適なスマートホーム化を提案してもらえます。

省エネができる

スマートホームにすれば電気の使用量を目でみて確認できるようになります。

電源を自動で管理してくれるのでテレビや照明を消し忘れてしまうこともありません。

朝目覚めれば明かりをつける、声をかければ明かりを消してくれるなど、便利に省エネな生活が可能です。

エネルギーだけでなく、時間の節約もできます。

例えば、「夜の11時には部屋の明かりを消す」「朝7時にカーテンをあける」など毎日の行動を記憶させて自動化できるので、時間と気持ちにゆとりができます。

離れていても高齢者やペットの見守りができる

スマートホームはインターネットに接続されるので離れていても見守りが可能です。

離れて暮らしている親や子どもの暮らしぶりを見守れます。

例えば、ポットや炊飯器がインターネットにつながっていればお茶を飲んだ時間やごはんをきちんと食べているかがわかります。

ペットを家において仕事に出るとペットの様子が心配ですが、スマートカメラがあれば様子を確認できます。

ペットが退屈しているようなら声をかけることもできるので、ペットも買主も安心です。

スマートセンサーとスマートカメラがあれば空き巣狙いにも対応できます。

空き巣が入るとセンサーが感知してスマートフォンに通知してくれ、同時にカメラが録画します。

健康管理ができる

スマートベッドで睡眠中の眠りの深さや睡眠時間、脈拍などの睡眠中のデータを記録してくれます。

朝顔を洗って洗面台の鏡をみれば昨晩の睡眠データが確認でき、今朝の体重を知らせてくれます。

スマートウオッチ、スマートTシャツなどウエアラブル端末を身につけるだけで心拍数や血圧を記録してデータの可視化も可能です。

このように普段の生活で意識しなくても日々の健康管理がスマートホームで実現可能です。

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