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お風呂のスマートホーム化で何ができる?導入の際のポイントも解説

スマートホームは、様々なものや機器がネットワークに接続されることで、生活利便性を向上させるサービスです。

実は、我々の生活に欠かせないお風呂もインターネットと繋がることでスマートホーム化できることをご存知でしょうか。

今回はお風呂をスマートホーム化させることで何ができるのか、導入方法やそのポイントについて紹介します。

外から沸かせる!お風呂のスマートホーム化を解説

たとえば冬の寒い朝、わざわざお風呂のスイッチをいれるためだけに、暖かい布団からでて冷たい浴室に行くのは辛いものです。

また、スポーツをして汗をかいたときや暑い夏に外出した帰りなどは、自宅に帰ってすぐにお風呂に入ってさっぱりとしたいでしょう。

このような願いもお風呂をスマートホーム化することでかなえることができます。

普段使用に便利な3つの機能

お風呂のスマートホーム化をすることで便利な機能はいろいろありますが、ここでは普段のお風呂使用に便利な3つの機能を紹介します。

  1. 湯船をはる
  2. お風呂の掃除
  3. バスルームの気温調整

これらのことがスマートフォンのアプリやスマートスピーカーから操作ができます。

寝室やリビングからはもちろん、外出先からも操作が可能なため、家に帰ってすぐにお風呂に入ることができます。

湯船をはる機能

スマートフォンのアプリやスマートスピーカーからお湯を入れる、追いだきをする、沸き上げ休止などがセットできます。利用するシステムにもよりますが、時間に応じて自動でお湯張りをするなんて使い方もできます。

バスルームの気温調整

お風呂の床暖房やお風呂のエアコンの温度設定や換気、送風、乾燥なども操作が可能です。

浴室をあらかじめ快適な温度に設定することも可能です。

風呂を掃除する機能

お風呂の掃除は寒い時はもちろん暑いときも、きついし面倒な作業ですがスマート化することで解放されます。

スマートフォンのアプリやスマートスピーカーを利用して家の中の離れた場所からはもちろん、外出先からもお風呂の掃除をしてくれます。

シャワーから板状にジェット水流を噴出し床全体の皮質や角質を洗い流し、仕上げに床面全体に除菌水を吹き付けるといった製品もあります。

浴槽掃除は排水後に浴槽内に洗剤を吹き付けて自動で洗浄してくれます。多方面から水を吹きかける様子はまるで浴槽が食洗器や洗濯機のようです。

離れて暮らす家族の見守り機能

これまで、年配者の入浴などで、お風呂に入っている人の様子が気になるときは、直接風呂場まで確認しに行くか、台所などに設置されている給湯器のリモコンでお風呂に入っている人を見守ることしかできませんでした。

スマートホーム化すれば、浴室に設置されたセンサーなどをスマートフォンと連携させることで、リビングにいながら湯量や水量を確認することが可能です。

また、お風呂のスマートホーム化によって、お湯の使用量や節約効果がスマートフォンから確認できるライフログが記録できます。

このライフログはインターネットを利用して遠くにいても確認することができますから、お湯の使用量や入浴時間をモニターして遠くにいる家族が見守ることができるようになります。

HEMSと連携

ECHONET Liteという規格に準拠している製品であれば、HEMS(ヘムス:Home Energy Management System)を利用することができます。

HEMSとは、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムです。

HEMSは従来のエネルギー管理の機能だけではなくセキュリティーなどの新しい機能を取り入れるなど進化を続けており、住宅全体のIoT化に貢献しています。

既存・既築の物件もお風呂をスマートホーム化できる?

お風呂のスマートホーム化はどのような工事が必要なのでしょうか。

家を新築するときはもちろんですが、中古住宅を購入したときや家族構成が変わったとき、お風呂の老朽化や故障など家全体のリフォームや浴室を改装するときに、お風呂をスマートホーム化できるのでしょうか。

既存の建物(中古物件)のお風呂をスマート化できる?

お風呂のスマートホーム化は給湯器でセットするタイプやユニットバスシステムで提供されているものなどがあります。

このように給湯器やユニットバスシステムバスによってお風呂のスマートホーム化が可能ですから、新築でも既存の建物でも可能です。

スマートホーム化に必要な工事や環境は?

今ある給湯器や浴室を新しいシステムに交換する工事が必要です。

台所にリモコンをセットすることが多いので台所にも工事のために立ち入るようになります。

給湯器の交換は商品によりますが半日から2日程度、ユニットバスの交換には2日〜3日程度必要です。

また、スマートホーム化をするためにはインターネット環境も必要になるため、もし住まいにインターネット環境やWi-Fi環境がない場合は、そちらも導入する必要があります。

賃貸物件に導入することはできる?

先述のように、お風呂のスマートホーム化は給湯器やユニットバスシステムを交換しなければなりません。そのため、賃貸物件であれば管理会社や大家さんの許可が必要です。

さらに賃貸物件を明け渡す時には原状回復義務があるため、お風呂のスマートホーム化のためにせっかく費用をかけても手放すことになり、かけた費用は無駄になってしまう可能性もあります。

ただし、遠隔でスイッチのオンオフなどを物理的に行うことができるスマートスイッチなどを活用すれば、簡易的にお風呂のスマートホーム化が可能です。

リモコンの給湯スイッチがボタンを押すタイプであればセット可能で、スマートフォンやスマートスピーカーから操作できますし、インターネットに接続できれば外出先からもお湯はりができます。

お風呂をスマートホーム化する際のポイント

お風呂のスマートホーム化にあたって導入の相談窓口や、考慮しておきたい点について解説します。

お風呂のスマートホーム化の相談窓口はどこがおすすめ?

具体的にスマートホーム化をすればよいのでしょうか。相談先に分けてメリット・デメリットを整理してみましょう。

給湯メーカー、スマートホーム・スマート家電メーカー

給湯メーカーやスマートホームメーカーは、自社の製品知識は随一です。

しかし、他のメーカーの製品知識や給湯器メーカーに対してユニットバスシステムのことを尋ねても明確な回答は期待できません。ユニットバスシステムのメーカーに給湯器メーカーのことを尋ねても同様です。

また、望んでいる設備環境を構築するためには、同じメーカーの機器で統一しなければならない、といった制約があるかもしれないことにも注意が必要です。

スマートホームプラットフォーム提供会社

スマートホームプラットフォーム提供会社であれば、いろいろなメーカーと横断的につながっています。

スマートホームはお風呂だけではなく、家の中のいろいろなスマートホーム機器とつながりますから、給湯器やユニットバスシステムと総合的に相談できるスマートホームプラットフォーム提供会社に相談するのがおすすめです。

補助金制度が利用できるかも

地方自治体によって独自の補助制度があります。

たとえば、

  • 高効率給湯器への交換
  • 節温水栓の設置
  • 太陽光利用システムの設置

などが挙げられます。

お風呂のスマートホーム化は高額になりがちですが、自治体からの補助金を確認して有効に利用しましょう。

お風呂のスマートホーム化にあたって考慮しておきたい点

お風呂をスマートホーム化しても故障時にスムーズに対応できなければ困ります。万一の故障時などエラーが発生したときの対応を確認しておきましょう。

最近では、アプリの操作画面からメーカーのホームページ内にあるサポートページに案内されてエラーコードを入力すれば対処方法が分かるようになっていますし、修理の申込もそのページから行うことができるようになっていることが多いです。

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