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家の最新設備を紹介。取り入れたい製品や人気ランキングを解説

新築住宅の建築やリノベーション時などに導入・取り入れたい製品を紹介します。

また、最新の設備や機器にはどのような製品があるのでしょうか。

家・住まいに取り入れたい設備はどのようなもの?

住まいの設備は快適性や利便性が求められます。より住みやすい住宅にするためには、間取りだけでなく、住宅設備も重要です。ではどのような設備が必要なのでしょうか。住宅に取り入れたい3つの設備を紹介します。

浴室乾燥機

今や戸建住宅のみならず、賃貸住宅でも必需品となった浴室乾燥機。雨が降った際に、浴室で洗濯物を干すことができます。さらに近年では黄砂やPM2.5などが衣類に付着する可能性が高いことから、室内で洗濯物を乾かす方も増えています。

浴室乾燥機は洗濯物を乾かすだけでなく、浴室内の湿度を抑えることにもつながるため、カビ防止にもなります。さらに暖房も備え付けの製品も多いため、寒い冬場では重宝されます。ただし、セーターや毛布、カーペットなどの厚い素材の製品は乾きにくいため、注意が必要です。

宅配BOX

宅配BOXと聞くと賃貸住宅のイメージが強いですが、近年では戸建住宅でも人気があります。

厚生労働省が発表している共働き等世帯数の年次推移を見ると、2020年度では68%の家庭が共働きとなっています。つまり、日中に宅急便が届いても受け取る人がいない家庭が増えています。さらに、仕事で帰宅時間が遅い方にとっては、なかなか受け取る時間がないことから宅配BOXが活躍しています。また再配達を依頼される配送会社のことも考慮している家庭も増え、今やマイホームでも必要な設備となっています。

食器洗い機

食器洗い機は特に主婦の方からの支持を得ています。毎日食器を洗うと手が荒れてしまいますが、食器洗い機があれば自動で皿洗いを行ってくれます。さらに家族の多いご家庭では、お皿洗いの量の多さに苦労している方もいらっしゃいます。少しでも家事の負担を軽減できることから食器洗い機は人気の高い住宅設備となります。

人気の最新住宅設備を解説

住宅設備は日々進化を遂げております。快適な住宅にしたいという方に向けて、ここでは3つの最新住宅設備を紹介します。

ビルトイン食器洗い乾燥機

食器洗い機はキッチンに備え付けの製品が多く、その中でも「ビルトイン食器洗い機乾燥機」は高い人気があります。自動で食器を洗ってくれるうえに、乾燥まで行えるため、皿を拭く手間を省くことが可能です。さらに洗ったお皿を乾燥させるための食器かごも不要となるため、キッチンスペースが開放的になります。一見水道代が高くなると思われがちですが、自分で洗い物をするより水量が少ないため、水道代の節約にもつながる住宅設備です。

太陽光パネル

太陽光パネルは、ここ数年でより一層人気のある設備になりました。太陽光パネルを自宅に設置し、蓄電地を設けることで、災害時に電力が止まった場合でも電気が使えるメリットがあります。近年各地で大地震が発生し、なおかつ「首都直下型地震」や「南海トラフ地震」の発生確率が30年以内に70%と高い数値になっていると内閣府は発表しています。東日本大震災の時も電力の復旧まで数日から数週間かかりました。しかし太陽光があれば、電気を使うことができるため、災害時にも役立つことから人気の設備の一つです。

ディスポーザー

ディスポーザーは、シンクの箇所から生ごみを細かく砕いて下水道に流す機械です。以前はシンク内に生ごみ用のごみ捨て袋を設置しておりました。キッチンの見栄えの低下だけでなく、悪臭などにもつながりましたが、ディスポーザーの登場で改善されてます。ディスポーザーは以下の手順で生ごみを処理してくれます。

  • 水道水を流したまま生ごみを入れる
  • スイッチ入れる
  • 水を流したまま粉砕が完了する
  • スイッチを切る
  • 溜まったごみはまとめて捨てる

ディスポーザーは非常に便利な住宅設備です。以前は高級マンションに取り入れられておりましたが、近年では戸建住宅にも採用されています。

住生活を快適にするスマートホームサービス

住宅設備の中でも、近年スマートホームに注目が集まっており、ハウスメーカー各社も、サービスの開発や導入を進めています。

スマートホームには、どのようなメリットがあるのでしょうか。スマートホームの概要と機能について紹介します。

スマートホームとは

スマートホームとは、IoT機器とIT技術を融合させ、より快適な生活を実現する住宅を指します。

家電をはじめ自宅の設備をスマホなどで遠隔操作することが可能となるため、暮らしやすい住宅や利便性の高い住まいを作ることができます。

さらにHEMS(家庭用ホーム-エネルギー-マネージメント-システム)を導入することにより、自宅の電気料金が見える化できます。電気料金が高くなりつつある今、HEMSを導入しておけば節電意識を心がけることにもなります。HEMSはスマートホームとの相性も良く、スマホで電気料金の確認ができ、なおかつ電気の消し忘れなどもチェックすることが可能です。利便性だけでなく省エネ意識も高まる現代の住宅に適しているといえるでしょう。

スマートホームの機能とは

スマートハウスはスマホを使って以下の機能を利用できます。

  • 帰宅時間に合わせてエアコンを点けれる
  • 高齢者がいる家庭では、カメラでチェックできる
  • スマホで鍵の施錠の確認ができる
  • 照明のつけ忘れをチェックできる
  • 外出先でもお風呂を沸かすことも可能

スマートホームの良さは、外出先で自宅の家電を動かせることです。高齢者の親がいる家庭や幼い子どもがいる家庭であっても、スマホで室内カメラをチェックすることが可能です。さらにエアコンのオンオフや鍵の施錠確認、照明のオンオフもできます。また近年ではスマートハウスやIoTに対応した家電が増えています。スマホで冷蔵庫の中身を確認することもできるため、買い忘れをなくすことになるでしょう。スマートホームの機能は年々多種多様となっています。今後ますます生活しやすい住宅になるでしょう。

スマートホームの費用

スマートホームにはさまざまな種類があり、機能が異なれば費用にも違いがあります。

スマートホーム機器の種類設備内容費用目安
スマートスピーカー音声認識が着いた設備機器。「エアコンをつけてほしい」「照明をつけてほしい」などに対応。1,000円~3万円前後
スマートリモコンリモコン一つで自宅の家電を動かすことができる機器。ただし対応していない家電もあるため注意が必要。1万円~3万円前後(※1,000円前後の安い商品もあり)
スマートロック自宅の鍵の施錠をスマホやカードキーで行うことができる機器1,000円~6,000円前後
スマートプラグコンセントにさすことで、家電をIoT化できる機器。1,000円~50,000円前後
ネットワークカメラ自宅にカメラを設置し、スマホで確認できる機器1万円~10万円前後

上記の表の通り、スマートホームの機器によって機能が異なります。さらに費用にも大きな違いがありますが、高額な商品ほど多機能な傾向にあります。もちろん製品によって価格は大きく異なるため、目安として認識しておきましょう。

スマートホームサービス選びのポイントは「連動性」

生活を快適に便利にするスマートホームですが、ただやみくもに導入するとかえって不便になるかもしれません。

たとえば、他の機器や設備との連動性が低いサービスを導入してしまうケースです。

スマートホームサービスの多くは、スマホアプリによって操作が可能ですが、「スマートロックを操作するためのアプリ」「照明のオンオフするためのアプリ」など、機器ごとに個別のアプリで操作するサービスは非常に面倒です。

その他にも、1つのメーカーしか対応していないサービスなども、導入する機器が縛られてしまうため、自由に選ぶことができません。

スマートホームの導入を検討するのであれば、連動性が高くひとつのアプリで様々な設備を操作できることに加えて、様々なメーカーを横断して対応しているサービスをおすすめします。

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