洗濯機とスマホが連携する機能はいらない?その理由や便利な活用法を紹介


スマートフォンと洗濯機がつながれば、洗濯という家事は非常に便利になりそうです。一方で、「洗濯機とスマートフォンが連携する機能はいらない」という意見も世の中には多いようです。
スマートフォンと洗濯機が連携することのメリットや、反対に連携がいらないといわれる理由について紹介します。
洗濯機のスマホ連携で活用できる機能
スマートフォンに洗濯機が連携すると何ができるか具体的なイメージがわかない方も多いでしょう。
スマートフォンに連携した洗濯機の便利な機能や活用シーン・活用事例について紹介します。
スマホに連携した洗濯機ならではの主な機能と活用シーン
スマートフォンに連携した洗濯機ならではの機能として、以下のようなものがあります。
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| スマートフォンでの洗濯機の運転や予約 | 外出先から洗濯を開始したり、予約終了時刻を変更したりできる |
| スマートフォンでの洗濯機のステータス確認 | 洗濯終了時やエラー発生時などにプッシュ通知でお知らせが届くので、洗濯機の運転状況を離れた場所から確認できる |
| スマートフォンでの洗剤や柔軟剤の銘柄、使用量の設定 | 洗剤や柔軟剤などの自動投入の設定ができ、洗剤や柔軟剤が少なくなったらそのままオンラインで購入できる |
| スマートフォンでの直近に使用したコースや本体に搭載していないコースの選択 | ウールやシーツなどのアイテムに適した洗濯ができる |
| スマートフォンでのおすすめのコースやオリジナルコースの検索と作成 | アイテムや目的に応じた洗濯方法を提案してくれる |
具体的な活用シーンとしては、朝から一日出かける予定のときに、帰宅時間に合わせて外出先から洗濯を開始したり、予約終了時刻を変更したり、キャンセルしたりします。帰宅したらすぐに洗濯物を取り出して干せるので、時間の節約になるでしょう。
また、家の中で洗濯機の設置場所から離れた場所にいるときに、スマートフォンで洗濯機の運転状況や残り時間を確認すれば、取り忘れを防げます。
これらの機能は、メーカーのサイトやGoogle PlayやApp Storeで入手できる「スマホで洗濯」アプリを使って活用できます。
自動投入機能で補充の心配から解放される
自動投入とは、洗濯物の量に合わせて適切な量の液体洗剤や柔軟剤などを自動で投入する機能です。洗濯のたびに洗剤や柔軟剤を計量して投入する手間が省け、また、洗剤や柔軟剤の入れ過ぎや入れ忘れを防げます。
自動投入機能を使うには、あらかじめ自動投入タンクに洗剤や柔軟剤を入れておき、自動投入の設定をする必要があります。
なお、自動投入機能はスマートフォンと連携しなくても洗濯機本体で設定が可能です。しかし、スマートフォンと連携すると、洗剤や柔軟剤の残量がわかったり、残りが少なくなればスマートフォンに通知が届いたりします。そのまま注文をすれば、補充の心配や重い荷物の持ち運びがなくなって便利です。
スマート洗濯機の機能についてはこちらで詳しく紹介しています。
関連記事:IoT家電のスマート洗濯機を解説。機能やさらに便利に活用するポイント
オリジナルコース設定でより効率的な洗濯が可能
スマートフォンに連携した洗濯機のオリジナルコース設定とは、自分の好みや洗うものに合わせて、洗濯機の運転方法をカスタマイズできる機能です。
たとえば、以下のようなオリジナルコース設定が可能です。
- 洗い時間やすすぎ回数などを自分で調整できる
- 洗濯物の種類や汚れ具合に応じて、最適な洗剤や柔軟剤の量を自動で計算してくれる
- 洗濯機にないコースをスマホアプリからダウンロードして運転できる
- AIが洗濯物の状態や仕上がりの好みを学習して、自動で最適な運転をしてくれる
オリジナルコース設定も本体からできるものですが、スマートフォンに連携した洗濯機のオリジナルコース設定を利用すると、本体にない新しいコースをダウンロードできます。設定が簡単なため、より快適で効率的な洗濯ができます。
洗濯機にスマホ連携が「いらない」といわれる理由
スマホ連携の機能は、一部のユーザーにとっては便利であっても、ほかのユーザーにとっては不要であったり、逆に不便であったりする場合があります。これは、ユーザーのニーズや洗濯機の性能とのマッチングによる違いといえるでしょう。
そのため、洗濯機にはスマートフォンと連携する機能まではいらないといわれることもあります。
スマホ連携の機能が本体の操作と重複している場合が多い
たとえば、スマートフォンで洗濯機の設定を変更しても、本体にスマートフォンをタッチしなければならない場合があります。
この場合、本体で直接設定する方が手間がかからないと感じる方もいるでしょう。
スマホ連携の機能が必要以上に多機能である場合がある
たとえば、スマートフォンで洗濯物の種類や汚れ具合に応じて、最適な洗剤や柔軟剤の量を自動で計算してくれる機能があります。
しかし、これは洗濯初心者や細かい設定を気にする人には便利かもしれませんが、普段から洗濯に慣れている人は必要ないと感じるかもしれません。
スマホ連携の機能が洗濯機の本質的な性能と関係ない場合がある
たとえば、スマートフォンで洗濯機の運転状況や庫内のストック残量を確認したり、冷ます・急速冷却などの操作を分単位でカスタマイズできたりする機能があります。
しかし、これらの機能は洗濯機の洗浄力や乾燥力とは直接関係なく、洗濯機の価格を高くする要因になる可能性があります。
洗濯機のスマホ連携に関するよくある疑問・不安
洗濯機とスマートフォンが連携する機能に関して、よくある疑問や不安を紹介します。
洗濯機にスマホ連携すると価格が高くなる?
洗濯機にスマートフォンと連携する機能があると高くなるというイメージがあります。
スマートフォンとの連携機能は、洗濯機の性能や機能性に影響するものではなく、便利さや使いやすさを向上させるものです。したがって、スマホ連携の機能があるからといって、必ずしも洗濯機の価格が高くなるとは限りません。
もちろん、スマホ連携の機能がある洗濯機は、同じメーカーや同じシリーズの洗濯機と比較すると、価格が高くなる傾向があります。たとえば、ある家電メーカーの縦型洗濯機の場合、スマホ連携の機能がある機種Aは、同じ容量の11kgで、スマホ連携の機能がない機種Bよりも約2万円高くなっています。
しかし、これはスマホ連携の機能だけが価格差の理由ではなく、ほかにも洗剤の自動投入機能や穴なし槽などの違いがあります。
また、スマホ連携の機能がある洗濯機は、ほかのメーカーやほかのシリーズの洗濯機と比較すると、価格が安い場合もあります。たとえば、別メーカーの縦型洗濯機の場合、スマホ連携の機能がある機種Cは、同じ容量の10kgで、スマホ連携の機能がない機種Dよりも約1万円安くなっているのです。
これは、スマホ連携の機能があるからといって、必ずしも洗濯機の価格が高くなるとは限らないことを示しています。
そのため、洗濯機の性能や機能性、メーカーやシリーズなどのほかの要素と比較して、自分にとって必要かどうかを判断することが大切だといえるでしょう。
洗濯機にスマホ連携すると設定が難しい?
洗濯機にスマホ連携すると設定が難しく感じる方もいるようです。
スマホ連携の方法は、洗濯機のメーカーや機種によって異なりますが、基本的には以下のような手順で行います。
- スマホに専用のアプリをダウンロードして、自分のアカウントを作成する
- スマホのWi-FiとBluetoothをONにして、洗濯機が接続しているルーターと同じSSIDに接続する
- アプリから洗濯機の種類を選択して、洗濯機の本体にスマホをタッチするか、洗濯機の操作パネルで特定のボタンを押す
- アプリにルーターのSSIDとパスワードを入力して、洗濯機とルーターを接続する
- アプリで洗濯機の情報や設定を登録する
このように、スマホ連携の機能はアプリの画面に従って操作を進めるだけで利用できます。
もし設定に不安がある場合は、メーカーのサポートページや動画ライブラリーなどを参考にしましょう。
スマートホームと連携する、さらに便利な活用法

スマートフォンに連携した洗濯機を検討するなら、さらにほかの家電とも連携できるスマートホーム化を検討するのがおすすめです。
スマートホームとはどのようなものなのか、スマートホームに連携するとどのように便利になるかを紹介します。
スマートホームとは
スマートホームとは、インターネットに接続されたさまざまな家電や設備を、スマートフォンやスマートスピーカーなどで操作したり、自動化したりできる住宅のことです。スマートホームにすると、生活がより快適で便利になります。
具体的には、以下のようなことができます。
- 外出先からエアコンや照明などの家電を遠隔操作できる
- スマートスピーカーに話しかけるだけで、テレビや音楽などのエンターテインメントを楽しめる
- カーテンやシャッターなどをタイマーで自動開閉できる
- 高齢者やペットの様子をネットワークカメラで見守れる
- スマートロックやネットワークカメラで自宅の防犯対策を強化できる
- 家電の稼働状況や消費電力をモニタリングできる
スマートホームを導入するには、インターネット環境やスマートフォンなどが必要です。また、家電や設備によっては、専用のアプリやデバイスが必要になるケースもあります。
しかし、スマートホームは、技術の進歩によって、低価格で簡単に導入できるようになっています。生活をよりスマートにするためにも、スマートホーム化を検討しましょう。
スマートホームと連携した洗濯機の便利さ
スマートホームと連携すれば洗濯機がさらに便利になる方法として、以下のようなものが考えられます。
スマートスピーカー × 洗濯機
スマートスピーカーに話しかけるだけで、洗濯機の操作や状況確認ができます。
たとえば、「洗濯を始めて」といえば、音声で洗濯コースや洗剤量を設定できたり、「洗濯機はどうなってる?」と聞けば、運転の残り時間や終了のお知らせをしてくれたりします。
スマートロック・スマートドアベル × 洗濯機
スマートロックやスマートドアベルと連携して、宅配便の受け取りや洗濯物の回収ができます。
たとえば、外出先からスマホで宅配便の到着を確認しスマートロックで玄関の鍵を開けて洗濯機の前に置いてもらえたり、二世帯住宅など近くに家族が住んでいれば洗濯物が乾いたらスマートドアベルで近くの家族に知らせて洗濯物を取り込んでもらったりするような利用もできます。
スマートメーター・スマートプラグ × 洗濯機
スマートメーターやスマートプラグと連携して、電気代の節約や最適化ができます。
たとえば、スマートメーターで電力の需要と供給のバランスを把握し、電力が余っている時間帯に洗濯機を運転したり、スマートプラグで洗濯機の消費電力をモニタリングしたり、ピークカットやピークシフトなどの制御を行ったりできます。
スマートホームメーカーに問い合わせてみよう
スマートホームサービス提供会社は、スマートフォンと連携できる洗濯機だけでなく、ほかの家電や設備もスマート化できる専門知識や技術を持っています。
そのため、スマホ連携の洗濯機について、スマートホームサービス提供会社に相談すると以下のようなメリットがあります。
- 自分の住まいやライフスタイルに合ったスマートホームのプランやデバイスを提案してくれる
- 自分のニーズや好みに応じて、最適な洗濯機の選び方や使い方を学べる
- サポートやアフターサービスも提供してくれるため、不安やトラブルが発生した場合にも迅速に対応してもらえる
スマホ連携の洗濯機や住まいのスマートホーム化に悩んだらスマートホームメーカーに相談してみましょう。



