都内で約2500戸の賃貸物件を管理
株式会社インヴァランス賃貸管理課 次長 本間義將様
導入前の課題
- 入居率を上げるために物件の差別化が必要
- 日々の業務を効率化してコストカットを進めたい
- 契約更新など居住者との連絡をスピーディーにしたい
導入後の効果
- IoT導入によるスマートホーム化で差別化を実現
- 業務のオンライン化で人件費を大幅に圧縮
- チャット形式で居住者とスムーズなコミュニケーションが可能になった
物件の差別化をせまられて導入を検討
我々が展開している東京都心は競争も激しく、保有する物件の差別化という課題はずっとありましたが、限られたコストでそれを実現する方法が分かりませんでした。業界内でもスマートホームが話題になる中で、当然、我々も物件のIoT化には目を向けていたのですが、「スマートホーム」とひとくちに言っても展示会などに行けばたくさんのメーカーさんがいて、社内で比較検討していても決め手に欠けるというのが正直なところでした。

取り扱いデバイスの多さがスマートホームの質を上げると実感しています/本間義將様
「家中を1つのアプリで」が決め手に
そんな中でスペース・コアに決めた理由はいくつかあります。まずは「家中」というところです。スマートロックをはじめとした玄関まわりなら玄関まわり、スマートミラーならそこに特化した会社が多い中で、スペース・コアは鍵はもちろん家電から照明まで家中のものを操作できるというのが魅力でした。しかも、1つのアプリで操作できるというのは居住者の方にもウケるはず。社内で導入を検討している段階でも「カーテンまで動くのか!」と感動する上司もいてスムーズに決まりましたね。

1つのアプリで家じゅうを操作できることが差別化につながる。
居住者とのチャットでコストカット
同時に業務の効率化ができるのも大きかったですね。我々の管理業務というのはどうしてもアナログ的でコストと手間がかかるのですが、スペース・コアだとそれを解消できることが分かりました。具体的には、例えば設備に不具合があった時に居住者の方とチャット形式でやり取りできます。写真も添付できるので説明の齟齬が起きにくいですし、連絡する時間に気を使わなくていいというのも双方に良い点ですね。それに文章のやり取りなので、電話などと違って心的負担も軽減されますし、ログとして残せるのもメリットです。実際現地に行って状況を見てというプロセスを省略できるのは非常に大きいですね。

チャットでのやり取りは管理会社・居住者の双方にメリットが多い。
毎日使うアプリだからこそ可能になること
こういった業務効率化ツールは多く出回っていると思いますが、スペース・コアが他と違う点がスマートホームとの「合わせ技」というところです。これは担当営業の方に説明されて納得できたのですが、スペース・コアは操作できる家電などが多く生活に密着しているので、居住者は頻繁にアプリを立ち上げることになります。そのアプリに契約更新など大事なお知らせを通知できるので、非常に開封率が高く、伝えたいことをしっかり伝えられるのです。だからこそ、業務の効率化になりますし、例えば契約の更新時には連絡がスムーズに行えるので次の物件のご紹介ということも可能です。

メディア機能を活かして新たなプロモーションも視野にいれている。
スマートホームから新たなビジネスへ
導入は驚くほど簡単でした。機器の設置に関しても専門の業者の方が来てすべてセッティングまでやっていただけたので助かりました。社内にそういった部門がないので不安だったのですがまったく問題なかったですね。実際に稼働してみると、スマートホームの快適な暮らしを売りに、家賃アップをできた物件もあります。チャット形式でのコミュニケーションも居住者の方から好評ですし、今後はこの関係性を活かしてプロモーションなどのビジネスに繋げられたらと考えています。

社名 | 株式会社インヴァランス |
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事業内容 | 東京23区内を中心にハイグレードマンションを開発 開発、販売、建物管理、賃貸管理までワンストップで提供 |
設立 | 2004年5月 |
従業員数 | 200名(2020年4月1日現在) |
URL | https://www.invalance.jp/ |
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